みかんとフェレット

観劇が好きです。ネタバレあります。

ライオンキング

忍ミュに引き続きライオンキング行ってきました!

ライオンキング、わたしが中学生の時に初めて観たミュージカルで、とてもとても思い出深いミュージカルです。
何回観てもオープニングのサークルオブライフから涙が出てしまいますし、行く度に新しい発見と感動があり、何回観ても飽きません(好きな舞台に関してはどれも同じことが言えますが)

今回もやっぱり冒頭のサークルオブライフではうるっとしました。
自然の雄大さとか、生き物すべては廻りまわっていて地球の一部なんだなとか、壮大な世界観に圧倒されます。

今回、今までより感動したのは1幕の「お前の中に生きている」でした。
今までは2幕のリプライズの方が好きだったのですが、今回は1幕の方がじーんとしました。
子シンバが父親であるムファサに抱きついて「僕たち仲良しだよね!ずっと一緒だよね!」と無邪気に言うシーンなのですが、その言葉にムファサは答えることができないんです。
シンバの無邪気さと、それにまっすぐ向き合う父親の姿がとても素敵です。
この後の展開を考えると切なくなります。

雌ライオンの歌も好きなのですが、アンサンブルの歌声がいつもより気持ち高めかなと思いました。
若々しい雌ライオンが多いのかなと勝手に妄想してました。笑
あと雌ライオンたちのダンスって美しくて好きです。
雄ライオンとは全く違ったしなやかさと力強さがいいんですよ!
2階席だったのですが、上から観ると背中の布がとっても綺麗に見えるんです。


シンバ役の南さん、盛り上がりどころの高らかな歌声がとっても素敵でした。
あと胸筋がすごかったです。笑
ハクナマタタでの登場シーンから胸筋に釘付けでした。笑
一緒に観た方とも胸筋やばいという話で盛り上がりました。

ナラ役の小松さんも盛り上がりどころは良かったのですが、シャドウランドの最初の方とかはもう少し切なげに歌ってほしかったなぁ…。
声がまっすぐすぎるというか。
家族や故郷と離れ旅立つシーンなので、最初は切なく歌ってほしかったです。
途中からナラの決意が歌われ、曲調も力強くなるので、そのあたりからは声質と合ってると思いました。

エンディングも最高なんですよね…!!!!
かつて父が登った、王の象徴であるプライドロックにシンバが王として登り、新たな世界が始まります。
昔はシンバに対して小言やお説教ばかりだったザズーが「陛下…」と頭を下げるシーンも好きです。
クライマックスがオープニングであり、命の輪廻を感じさせる、まさにサークルオブライフ。
全ての命は巡り、関係し合っているというメッセージ。
わたしたち人間も雄大な自然の一部であることを自覚しなければいけないなと毎回思います。


どうでもいいですが、以前シンバ(子役)
としてミュージカルの舞台に立つ夢を見ました。笑
全く踊れてませんでしたが、歌は覚えてたので何とか歌えてました。
大きな舞台で歌って踊り、目の前の観客が反応をくれることはこんなにも幸せな気持ちになるんだな〜と夢の中で思ったのを鮮明に覚えています。


ライオンキングは、将来子どもが出来たら一緒に観たい作品ナンバーワンです。
年内にもう一度行きたいなぁ^ ^