殺意は月夜に照らされて
赤坂REDシアターにて観劇してきました。
この劇場の思い出と言えば、、、
以前、原嶋くんとあとむくんが出演していた、音楽劇 星の王子さまを観るために訪れました。
18時から開演・・・のはずだったんですけど、雰囲気的に明らかに何も催されてないんですよね。
んん?と思いながらもエレベーターで地下の会場に降りてみました。
いやーどう見ても何かの準備中なんですよね。
スタッフさんらしき人に「え・・・?」って顔されました。
その表情を見て「どう考えても違うわ」と思い、会場を出ました。
会場外に出てチケットを見直してみると「青山DDDクロスシアター」
オーマイガー。
「やばい遅れる!!!」と思い、赤坂見附から青山一丁目までマッハで向かったらまだ開場すらしてなかったんですよね・・。
もう一回チケットを見たら「18:30開場、19:00開」
なんか色々バタバタしすぎててんてこまいでしたわ。
という昔話はさておき、ころつきの話。
ワンシチュエーションコメディらしいです。
コメディってなかなか観る機会がないし、WBB公演も初めてだったので楽しみにしていました。
あらまっきーもコメディは初めてらしいです。
開演前から会場には静かな雨音が流れる演出がされていて、雰囲気が出ていました。
あと、登場人物が出てくる前に、舞台セットのランプや照明が一つずつ、ぼうっと点いていくのが好きでした。
洋館独特の怪しさが表現されている感じで、これから何が始まるんだろうというドキドキ感がありました。
結婚式の二次会帰りに土砂崩れにより立ち往生し、近くの洋館で雨宿りさせてもらうというシチュエーションです。
結婚式帰りなので皆スーツ姿です。
あらまっきーのスーツかわい~いと思ったんだけど、なんかパンツだぼだぼじゃない・・?
衣装さん採寸は・・・?
高島商事の時は細身なスーツでかっこよかったのにー。
あ、でもキャラクター的におまぬけ感を出すためにあえてダボダボにしたのかも?
そして話の進行で、シャワーを浴びた後という設定になるのですが、、服があざとい・・かわいい・・・。
登場時は上下スーツだったのに、一度ハケてシャワー浴びてきたらタオル片手にボタン開き気味なシャツ一枚。
あらまっきーに当てて台本書いてますよね??と思うくらいくらいけしからんかわいい!って感じでした。
役柄としては明後日の方向にかっこつけた刑事です
一見普通の青年なのに、警視庁の刑事という肩書を語る時はやたらかっこつけていて、おもしろかったですしかわいかったです。
ほーんとかーわいーいなーあ。
あ、林野さんって1st知念の方ですよね!
この前DVD見たばっかりで「手脚長い~細い~紛うことなき知念だ~!」と思っていましたが、生で見てもやっぱりめちゃくちゃ背が高くて手脚長くてすごいな~と。
キャラ的には、わたしがあの舞台にいたら4~5回はグーパン入れてるようなウザキャラでした。笑
あまりのうざさに劇中本気でイライラしてしまうという。笑
あと、佐野大樹さんの演技が好きだなーと思いました。
シリアスなシーンとコメディ要素の強いシーンのどちらも演技過剰になることなく、場をまとめる「常識ある人間」を演じていました。
バランスの良い役者さんだな、と感じました。
顔立も特徴あるんですけど、かっこいい!!
あらまっきーのスーツはダボダボだったのに、大樹さんのスーツはピシっとしていてすてきでした。笑
スーツにこだわってるな~自分。笑
今回の公演を観て、WBBの公演また観たいと思いました!!
思っていたよりコメディ要素は強くなかったけれど、ところどころ笑えて楽しめました。
中でも一番笑ったのは、最後のキャスト挨拶で永島さんが「僕が演じた亀井と林野くんが演じた西久保は、劇中で職業が明確になったないのですが、彼はデザイナー、僕は忍者村で働いている人という設定があります」というその設定いる?感が今日一おもしろかったです。
まさかの劇中ではないという。笑
ラストは「おー!そうくるのか!!」って思いました。
王道ではあるかもしれないけど、わたしは予想できなかったですし、ストーリー的にも楽しかったです!
ドタバタ感とシリアスシーンのバランスがちょうどよくて、疲れることなく観ることができたし、あらまっきーはかわいかったし、大樹さんの演技も素敵でした。
唯一少し文句をつけるのであれば古川くんの演技がいまいちだったかなーと。。。
あまり話さない役だったんですけど、だからこそたまに話す言葉がすごく重要なのに、なんかそのセリフ(というか叫び声?)微妙でした。
でも5500円の価値はありました。
それに、伏線を回収しながらもう一回観るのもおもしろそうです。
明後日で千秋楽なので行けませんが、、、
残りの公演も無事に終わりますように!