みかんとフェレット

観劇が好きです。ネタバレあります。

黒執事

楽しかった―楽しかったー!!

キャラクタービジュアル、めちゃくちゃクオリティ高かったです!!

原作通りすぎて、2.5次元というかもはや2次元に近いとすら思いました。

 

中でも、やっぱりセバスチャン役の古川君!

あの8頭身のスタイルの良さと美しいお顔がまさにセバスチャン。

特に、脚がべらぼうに長いから、戦闘シーンで蹴りをするのがめちゃくちゃかっこいいんですよね。

視線の持って行き方とか所作も執事らしく優雅で美しくて「イエス、マイロード」って頭を下げるところもとっても素敵でした。

改めて古川君を観ると、人外の美しさすら感じます。

大げさでなく、あまりの美しさにほれぼれしていました。

あのお顔で、素で話すと穏やかな感じだからそこもまた良いですよね。

 

でも本日の個人的一番の目玉はヒデ様演じるドルイット子爵です。

ヒデイット様は動画で見たことがあったのですが、その時からかなりのインパクトでした。

生で見ると、もうやばいですね。あの衝撃。

「私は美の化身」は曲自体も好きですし、何より「2番歌いまぁ~す」は大爆笑でした。

ダンスオブヴァンパイアで、上口くん演じるヘルベルトを観たときも思ったのですが、やっぱり美しい変態って最高・・と改めて感じました。

ヒデ様の腰使いは素晴らしく変態的でした(最高にほめています)

今過去公演の動画を見てるのですが、何回見てもやばいです。

ヒデイット様の登場中ずっと肩震えてた気がします。

もしキャストが変わることになったら、次の方は相当なプレッシャーだろうな・・。

昨日誕生日だった友達にヒデ様のブロマイドをプレゼントしました。

喜んでもらえたようで何よりです。

 

輝馬もかっこよかったー!!

間近見ると背高いし色白いし美しい~~~。

歌も上手!!

古川君ほど細くなくてほどよいガッチリ感。

輝馬レベルの俳優さんがあんなに少ししか出ないなんてもったいない!!

なんという贅沢使い。

もっと出番が観たかったよ~!

まぁストーリー的に後半しか出られないキャラだし、しょうがないんですけどね。。

次作があればもっと出番多いだろうし、続投してほしいと思います。

ヒジゾーさん大好きだったけど、ウィリアムの方が好きかもです。

 

刑事二人のやりとりのテンポ感すごかったです!!

よく噛まないな~と思ったし、笑いのテンポが絶妙で、かなり笑わせてもらいました。

漫才みたいでした。

寺山さんやっぱおもしろいな~。

あの髪型似合ってました。笑

なんかかわいい。笑

 

矢田ちゃんもかわいかった~!

声、寄せてきてましたね。

あの衣装もウィッグも似合ってました。

かわいかったよ~!!

 

植原さんも、生で拝見したのは初めてでした。

グレル素敵でした。

来年観劇予定のGEMCLUBにも出演されるので、どんな方か気になってたんですよね。

映像では見たことあるといっても、1st謙也だけなので、何年前だよというレベルの・・・。

今回拝見した印象では、ゴリゴリガツガツ踊る!という印象でした。

舞台上ですごく体が大きく見えますね!

通くんが絶賛するのも納得です。はまり役。

こりゃーGEMCLUBも楽しみです。

 

あ、あとあと!AKANE LIVさん歌めっちゃくちゃ上手!!!

一度星の王子さまで拝見したことはあるのですが、やっぱり聞きほれてしまいますね。

高音も美しくて、あんな声が出るのがうらやましい。。

お顔も小さくて美人や・・。

マダムレッドがいると舞台上がパッと華やかになりますね!

 

 

もうとにかくキャストが豪華だから、みんなの出番をもっと観たかった!!って思います。

輝馬も矢田ちゃんも河原田くんももっと観たかった~!!

 

今日は前方席だったので、キャストの顔がよく見えてとっても満足でした。

下手側だったのですが、下手側にキャストが来てくださることが多くてガン見しちゃいました。

なんでみなさんあんなに美しいお顔をしているんだろう・・・。

100分の1でいいからこのブスに美しさを分けてほしいです。

 

パンフレットも内容盛りだくさんでうれしい。

写真がすごく綺麗なんですよね。

正直古川君のブロマイドを買おうか迷いましたが、特別な推しというわけではないし、今後支払が続いているので我慢しました。。

すっごく楽しかったしもう1回観たい気持ち満々なんですが、金銭的にどうしようかな・・。

12月後半色々行くしなぁ・・ちょっと迷い中です。

明日になっても行きたかったら買い足しちゃおうかな!

 

そして本日、ヒデ様の声ファンという友達が黒執事を観終わってから急に年明けセンスアップ祭りに行きたいと言い始め、先行に申し込むというまさかの展開に。

今まで俳優界にあんまり興味なさそうだったのでびっくりです。

わたしも同行予定なので当たってるといいな~。

 

実はこのブログを書いている間、ずっと「私は美の化身」を流していたのですが、何回聞いても「2番歌います」で笑う。

殺意は月夜に照らされて

赤坂REDシアターにて観劇してきました。

 

この劇場の思い出と言えば、、、

以前、原嶋くんとあとむくんが出演していた、音楽劇 星の王子さまを観るために訪れました。

18時から開演・・・のはずだったんですけど、雰囲気的に明らかに何も催されてないんですよね。

んん?と思いながらもエレベーターで地下の会場に降りてみました。

いやーどう見ても何かの準備中なんですよね。

スタッフさんらしき人に「え・・・?」って顔されました。

その表情を見て「どう考えても違うわ」と思い、会場を出ました。

会場外に出てチケットを見直してみると「青山DDDクロスシアター」

オーマイガー。

「やばい遅れる!!!」と思い、赤坂見附から青山一丁目までマッハで向かったらまだ開場すらしてなかったんですよね・・。

もう一回チケットを見たら「18:30開場、19:00開」

なんか色々バタバタしすぎててんてこまいでしたわ。

 

という昔話はさておき、ころつきの話。

ワンシチュエーションコメディらしいです。

コメディってなかなか観る機会がないし、WBB公演も初めてだったので楽しみにしていました。

あらまっきーもコメディは初めてらしいです。

 

開演前から会場には静かな雨音が流れる演出がされていて、雰囲気が出ていました。

あと、登場人物が出てくる前に、舞台セットのランプや照明が一つずつ、ぼうっと点いていくのが好きでした。

洋館独特の怪しさが表現されている感じで、これから何が始まるんだろうというドキドキ感がありました。

 

結婚式の二次会帰りに土砂崩れにより立ち往生し、近くの洋館で雨宿りさせてもらうというシチュエーションです。

結婚式帰りなので皆スーツ姿です。

あらまっきーのスーツかわい~いと思ったんだけど、なんかパンツだぼだぼじゃない・・?

衣装さん採寸は・・・?

高島商事の時は細身なスーツでかっこよかったのにー。

あ、でもキャラクター的におまぬけ感を出すためにあえてダボダボにしたのかも?

そして話の進行で、シャワーを浴びた後という設定になるのですが、、服があざとい・・かわいい・・・。

登場時は上下スーツだったのに、一度ハケてシャワー浴びてきたらタオル片手にボタン開き気味なシャツ一枚。

あらまっきーに当てて台本書いてますよね??と思うくらいくらいけしからんかわいい!って感じでした。

役柄としては明後日の方向にかっこつけた刑事です

一見普通の青年なのに、警視庁の刑事という肩書を語る時はやたらかっこつけていて、おもしろかったですしかわいかったです。

ほーんとかーわいーいなーあ。

 

あ、林野さんって1st知念の方ですよね!

この前DVD見たばっかりで「手脚長い~細い~紛うことなき知念だ~!」と思っていましたが、生で見てもやっぱりめちゃくちゃ背が高くて手脚長くてすごいな~と。

キャラ的には、わたしがあの舞台にいたら4~5回はグーパン入れてるようなウザキャラでした。笑

あまりのうざさに劇中本気でイライラしてしまうという。笑

 

あと、佐野大樹さんの演技が好きだなーと思いました。

シリアスなシーンとコメディ要素の強いシーンのどちらも演技過剰になることなく、場をまとめる「常識ある人間」を演じていました。

バランスの良い役者さんだな、と感じました。

顔立も特徴あるんですけど、かっこいい!!

あらまっきーのスーツはダボダボだったのに、大樹さんのスーツはピシっとしていてすてきでした。笑

スーツにこだわってるな~自分。笑

 

今回の公演を観て、WBBの公演また観たいと思いました!!

思っていたよりコメディ要素は強くなかったけれど、ところどころ笑えて楽しめました。

中でも一番笑ったのは、最後のキャスト挨拶で永島さんが「僕が演じた亀井と林野くんが演じた西久保は、劇中で職業が明確になったないのですが、彼はデザイナー、僕は忍者村で働いている人という設定があります」というその設定いる?感が今日一おもしろかったです。

まさかの劇中ではないという。笑

 

ラストは「おー!そうくるのか!!」って思いました。

王道ではあるかもしれないけど、わたしは予想できなかったですし、ストーリー的にも楽しかったです!

ドタバタ感とシリアスシーンのバランスがちょうどよくて、疲れることなく観ることができたし、あらまっきーはかわいかったし、大樹さんの演技も素敵でした。

 

唯一少し文句をつけるのであれば古川くんの演技がいまいちだったかなーと。。。

あまり話さない役だったんですけど、だからこそたまに話す言葉がすごく重要なのに、なんかそのセリフ(というか叫び声?)微妙でした。

 

でも5500円の価値はありました。

それに、伏線を回収しながらもう一回観るのもおもしろそうです。

明後日で千秋楽なので行けませんが、、、

残りの公演も無事に終わりますように!

ダンス・オブ・ヴァンパイア

ダンス!オブ!ヴァンパイア!!

というだけあり、ヴァンパイア達のダンスが素敵なミュージカルでした。
なので、個人的には1幕より2幕が楽しかったです。
1幕は村人やアルフレート、サラのやりとりが多かったのに対し、2幕は伯爵のお城が舞台なので、冒頭からヴァンパイアたちのダンス!
やっぱりミュージカルはダンス盛りだくさんの華やかなのが好きだな〜!

わたしの1番のお目当ては、良知くん演じるアルフレートでした。
良知くんは、素直でちょっと臆病なアルフレートを表情豊かに演じていました。
目を見開いてびっくりしてる顔がデフォルメされたキャラクターみたいでかわいい。

特に!!アルフレートとヘルベルト2人のシーンが一番好きでした。
ヘルベルトに翻弄されて表情が固まってるアルフレートかわいかったし、それに何より!ヘルベルトの変態っぽさが最高!!!
キャラクター的にはドルイット子爵を思い起こすような。
美しい変態って素晴らしいですよね…!
上口さんのファンになりそうな勢いでヘルベルトがとってもよかったです!!!
個人的には今回上口さんが1番印象に残りました。
メイクも衣装も似合ってました。
衣装的にも…とてもプリケツでついお尻に目が…。
黒いレースのズボンに、その下に際どいサイズのパンツ。
ウエストは細いのにお尻がプリッとしてました…。
あれは…見ちゃうよね。
しょうがないよ。
というか見せにきてる。狙ってるに違いない。
それにしてもあの衣装似合うのすごいな。
上口さんご本人についてあまり詳しく存じ上げないので調べてみようと思います。
他の舞台も観てみたい!!

ヴァンパイアたちの中では、やっぱりヴァンパイアダンサーである森山開次さんはズバ抜けてました。
ダイナミックかつしなやかで迫力がすごかったです。
道化の瞳で初めて拝見した時の印象は「大きい!ダイナミック!ダンスうま!!!」という感じでした。
その時は衣装で顔は見えなかったのですが、ダンスがとても印象的で、今でも強烈に記憶に残っています。
今回も安定感あるダンスを魅せて頂きました。
森山さんのダンスって、顔が見えなくても、遠目で観ても、森山さんだってわかります。
長髪を振り乱して踊るのが、色気があって素敵でした。


この作品のストーリーを全く知らない状態で観たので、ラストがあんなに明るく終わってびっくりでした。
終盤から、もしかしたら悲劇になるのでは…と思いながら観ていたので。
でも悲劇になるより明るく終わった方が爽快な気分だし、ラストにも満足です。
サラは伯爵と、アルフレートはヘルベルトと幸せになればいいと思います。


そしてアンコの衣装みんなかわいかった…。
特に神田さんの衣装がとってもかわいい。
というか神田さんかわいい。
透明感があったし歌も上手だし、このキャストの回でよかったなと思えました。
でも舞羽さんのサラも観てみたかったな〜。

最後は座長山口さんと神田さんの挨拶がありました。
山口さん「本日は神田さやかのコンサートにお越しくださいましてありがとうございます」って感じで会場の笑いを誘っていました。
最後も「神田さやかコンサートのついでに、ダンスオブヴァンパイアっていうのもやってるので来てください」とコンサートネタに徹していました。笑
2人で腕を組みながらの入場&退場がかわいかったです。
サラがかわいくてしょうがない伯爵と、年上の伯爵に甘えるサラって感じで2人ともキュート!!


爽快で、笑えて、登場人物みんなが愛すべきキャラクターなミュージカルでした!
最後列だったので、もう少し前の方でキャストの違う回を観てみたい!!

スコット&ゼルダ 東京楽

東京楽でした。2回目の観劇です。
良いな〜と思ったのは、やっぱり最初観た時と同じでした。

「唸るほどの金」
ザ・ミュージカル!!って感じで煌びやかでとっても素敵!
こういう華やかなナンバーは誰が観ても楽しめるのではないでしょうか。
スコットとゼルダが富と名声を手に入れ、連日パーティを開催しているという曲です。
やっぱり燕尾服にジャズダンスは最高!ジャスティス!!!
中河内さんの魅力を最大限に発揮できるナンバーでした。
ダンスがキレッキレで、最高にかっこよかったです。

「華麗なるギャッツビー」
離婚したいというゼルダを部屋に監禁し、その時に閃いた華麗なるギャッツビーを書き上げるシーン。
静かな舞台上でタイプライターとタップの音が響き渡り、スコットの集中力が高まっていく様を表現する演出がとても素敵です。

あと素晴らしいのはやはり濱田めぐみさんですね。
抜群の歌唱力と存在感。
正直2幕半ばくらいでちょっと眠くなっていたのですが、濱田さんの歌で目が覚めました。
眠気を飛ばしてくれるパワーがありました。

ウエンツさんは、前よりビブラートの伸びが良くなってた気がしました。
でもやっぱり濱田さんが隣にいるとなぁ〜(-_-)
もっと声の響く俳優さんだったらな…と思ってしまいます。

スコット&ゼルダという作品そのものとしては、そこまで入り込めなかったかな…というのが正直な感想です。
何でだろう…。
ダンスとか曲とか、好きな部分はあるのですが、ストーリーそのものに入り込めなくて。
今日は2回目だったので前より楽しめるかと思ったのですが…うーん(-_-)
スコットとゼルダは、その全てが一般的ではなく、2人にしか理解できない世界でした。
なので、わたしはその2人よりも、精神病院に入院するゼルダにインタビューをしに来たベン・サイモンに共感しました。
おそらく、この作品を観た多くの人がベン・サイモンに共感すると思います。
「全ての人間があなた達2人のように才能に恵まれるわけではなく、多くの人間は妥協や詭弁で自分を誤魔化しながら生きている」(うろ覚え)というセリフは印象的で、その通りだと思いました。

そして2人の鮮烈な生き様や、2人の間に憎しみだけでなく確かに愛があったことを知り、アメリカを代表する作家であるスコットだけをフューチャーするのではなく、2人に寄り添った「スコット&ゼルダ」を書き上げるベン・サイモン。
彼のように特別な才能に恵まれなくとも、自分のやりたいことを見据え、人生に爪痕を残す生き方は素晴らしく、わたしの目指すべきものだと思いました。

あ、そういえば東京楽終わって会場を出たら、演出の鈴木裕美さんがいらっしゃってびっくりしました。笑

テニスの王子様ルドルフ凱旋

楽しかった…
ほんと楽しかったです。
開演前に「何でテニミュっていつ何回観てもドキドキするんだろう」
ってつぶやいたら、友達が「キラキラしてるからだよ」
って言ってました。
ほんとにそうですね。
みんな一生懸命でキラキラしてて、 そのもう自分にないものだから観てる側もこんなにドキドキするんだろうなぁ…(。-_-。)

ルドルフ公演は2回目です。
1回目は9月の東京公演でした。
もう、ほんとに、楽しかった!!!!っていうのが1番の感想です。
その中でも、個人的に好きなところを書いていきたいと思います。

この公演は、何と言ってもゴールデンペアを好きになってしまう公演だと思います。
この後の全国大会への展開を知ってると、これが伏線だな、と思いながら観たりして。

じーんとするのはやっぱり2幕冒頭のコンテナでの反省会ですね。
わたしは今までルド吹公演をちゃんと観たことがなかったのでコンテナのシーンは初めて観ました。
このシーンというと全国立海の イメージがとても強くて。
全国立海の回想シーンで観たことがあるシーンをリアタイで観ることができて、じーんとしました。

体力が尽きたことにより試合に負け、
それを克服するためにトレーニングを積んだ菊丸、
しかし相棒である大石が全国大会に出られなくなり…
シングルスでの出場、
からの、氷帝戦でゴールデンペア復活、そして「誰にも見えない糸」……!!!
という胸熱展開を想像すると、もう今後が楽しみでしょうがないです。

このルドルフ公演は、ゴールデンペアにかなりスポットライトが当たっていたな、という印象があります。
そして「ずるいな〜〜〜」と思いました。良い意味で。
こんなの見せられちゃったらゴールデンペア好きになっちゃうじゃ〜ん!みたいな感じでした。

れお丸先輩は相変わらず身軽で、ここまで菊丸の動きを再現できるキャストがいるなんて…!!!って毎回思います。
ベンチでの動きもキョロキョロしてて表情豊かでいつ見てもかわいい。
今日もベンチはかなりの割合でれお丸先輩を見てました。

あ、ベンチと言えば、不二先輩も大注目でした。
特にリョーマの試合中、不二先輩はリョーマの次が自分の試合だから下のジャージは履かずに、ハーフパンツなんですよ。
で、その横には手塚がいるんですけど、手塚は脚をガッと思い切りよく開いて男らしく座ってるんですね。
一方の不二先輩はハーフパンツから見えている御御足をきれいに揃えて、ちょっと前傾姿勢になっていて。
横の手塚と対照的で「彼女力高い…!!」って思いながら観てました。

手塚と言えば!9月時点でも思ってましたけど、ほんっっっとうに歌上手くなりましたよね。
9月公演の時めちゃくちゃびっくりしました。
不動峰公演はプレビューと凱旋観ましたが、財木くんの声が不安定だな〜と、聴いていて不安になってしまうこともあったのですが、ルドルフ公演では、こんな短期間でこんなに上手くなるのか!!とびっくりしました(2回しか観てないですが)
友達も手塚の歌が上手いと言っていて「そうでしょうそうでしょう( ̄▽ ̄)」と何故かわたしが得意気になっていました。笑

あと、すごくピンポイントに好きなところなんですが、2幕後半にルドルフ全員で踊ってるところの観月の動き!
なんか、こう…肩とかをクイックイッと動かす感じの振りの部分。
個人的にそこが好きです。
他メンバーと振りが違うことろで、あの動きをどう表現すればいいかわかりませんが観月らしい動きというか…。
とりあえず好きです。

観月さんで好きなのは、不二先輩に負けた後に
「1敗だって許されないんだ!ルドルフの汚点だ!!」
って当たり散らすところです。
観月さんってヒステリーが似合いますね。褒めてます。
観月役の宮崎くん、地毛らしいですね。
あの髪型難しそうなのにクオリティ高い…。

青学8代目みんなかわいいな〜と思うのですが、大石役の石田くんが好きです。
笑顔が素敵。
試合中にあの笑顔で励まされたらそりゃ〜頑張るよな〜!!
お母さんみたいな安心感です。笑
不動峰公演のお見送りで「いい感じだ!」ってポーズ付きでやったら返してくれて、その時から石田くん贔屓ですo(`ω´ )o
ふるリョくんは、アンコの時のダンスがぴょんぴょんしててかわいかったです。
うさぎみたいでした。


総合してキャストみんなダンスのレベルが高く、歌は公演を重ねる毎に確実に上手くなっていくし、ミュージカルとしての感動以外にも、キャストが着実に上へ、前へ進んでいることを感じられて、嬉しくなったしパワーをもらいました。
テニミュの曲って前向きで真っ直ぐで、キャラクターとしてだけではなく、キャストも必死で、そこにとても感動します。

試合の演出もかっこいいです。
ダブルス2試合同時進行の演出、お立ち台?を使ったり、ネット無しのラリーをしたりと、今までのテニミュにはなかった新しい演出がとてもかっこよかった!
テニプリをよく知らない人とか、テニミュ観たことない人でも楽しめると思います。
エンターテインメントとして、とてもレベルが高かったです。

個人的にアンコでon my wayが聴けたの嬉しかったです!
この曲は聴いていて楽しくなっちゃうので、ドリライみたいに拳振り上げたくなりますね。笑

お見送りは、正直れお丸先輩しか見てませんでした…。かわいかった…。
鼻をマジックで塗って狼男風?になってて「あ、あざとい〜!!でもそのあざとさが紛うこと無き菊丸先輩だ〜」と思いました。
菊丸先輩に気を取られすぎて、他に伊武がいたってことしか覚えてないですすみません…。
思えば、リアタイしてた中学生の頃、菊丸が1番好きだったなーと思い出しました。

わたしのルドルフ公演はこれで最後なので、12月の山吹公演も楽しみです!!!

スコット&ゼルダ

眠い…劇場に着いた時から眠気に襲われていました。
そして帰りの電車内でも眠気が取れない上に頭痛が。
理由はわからないのですが、何故か体調がイマイチな状態でスコット&ゼルダを観劇してきました。

わたしはこの舞台を待ち望んでました。
だって!!!!中河内さんを最後に舞台で観たのが7月!!!
3ヶ月も前!!!
イベントとかライブはあったけど、役者としての仕事は3ヶ月ぶり。
イベントもライブも嬉しいけど、ミュージカルで中河内さんを観てファンになった身としては、ミュージカルに出る姿を観るのが一番嬉しいです。
それに今回は前方センターというかなりの良席だったため、チケットが届いた時からソワソワしてました。

開演前にプログラムを見てみると、中河内さんの役は「スローカム、メガホン男、批評家、支配人、リポーター、ジョーザン、バレエダンサー、プロデューサー」と、かなり多岐に渡ります。
スコットとゼルダを取り巻く時代の象徴といった感じです。

この作品で、まずわたしが目を見張ったのは、スコットとゼルダの出会いのシーン。
2人のロマンティックの運命的なシーン…ではなく。中河内さんの衣装。
「…くいだおれ太郎かな?この作品の舞台、大阪だっけかな?」
アメリカ国旗柄のジャケットとハット、手には大きなメガホン。
メガホンで良かったです。
太鼓なんて持とうもんなら、他の方がどんな美しい衣装を着たとしても、舞台は完全に道頓堀と化していました。
えーと、役名としては「メガホン男」です。
見たまんまですね。
わたしは「メガホン男」改め「くいだおれ太郎」でもいいんじゃないかなと密かに思ってます。
アメリカンドリームをイメージしたんでしょうか…?

それ以外の衣装は、燕尾服でいることが多かったです。
燕尾服でのジャズダンスが思ってたより多くてとても嬉しかった!!!
ジャズダンス、本当にかっこよかった。
このダンス観れただけで、来て良かったと思います。
クラセンの時も燕尾服でのダンスがあって最高にかっこいいと思ってたから、今回たくさん観れて嬉しい!!
それに何より煌びやかなダンスナンバーは単純に楽しい!!!
「ダンスだけじゃなくて演技も含めて自分を観てほしい」という言葉をよく本人から耳にするし、そうだよなと思うけど、やっぱり中河内さんの大きな魅力の1つであるダンスが、わたしは大大大好きです。
ダンスナンバーである「楽園のこちら側」、富と名声を得た2人の華やかなパーティシーンでの「唸るほどの金」は煌びやかで素敵だったなぁ。

個人的に、髪型はオールバックじゃない方がよかったです。笑

1幕序盤、スコットとゼルダが予想以上にいちゃこいてたんで、ブロードウェイで上演した時は、キスシーンだらけだったんだろうなぁ…と思いました。
この前ブロードウェイでミスサイゴンを観てきた友達も「歌ってるかキスしてるかどっちかだった」って言ってましたし。
ランジェリー姿でいちゃつく濱田めぐみさんを観ていて、何度パンツ見えそうと思ったことか。
見えそうで見えないギリギリのラインでした。
濱田さんはシーンによって力強かったり、か細かったり、色々な歌声を使い分けられていて、さすがだなぁと思いました。
ささやくように歌っていてもしっかり聴こえてきて、どうやったらこんな歌い方ができるんだろう…。

一方のウエンツさんですが、声がちょっとこもってる感じがしたかな…。
もちろん下手っていうわけじゃないですけど、濱田さんと並んだら歌唱力は見劣りしてしまうな、と。
でもスコットの子どもっぽさとかエゴの強さが伝わってきました。
そういえばウエンツさんって中河内さんと同い年なんですよね。
2人とも30歳。
どちらが上っぽいとか老けてるとかそういうことではなく、なんとなく同い年ってイメージがないです。

ここ素敵!と思ったのは、2幕序盤の「グレート・ギャツビー」をスコットが書き上げるシーン。
タイプライターを打ち込む音と、タップダンスをシンクロさせていて面白い演出だと思ったし、静かな雰囲気の中、タイプライターとタップの音が響いてどんどん激しくなっていくのが、スコットが夢中になって書き上げる空気を盛り上げてていました。
それにタップってかっこいい!
タップは単体で観るのも好きです。

やっぱりダンスっていいなーと思いました。
ダンサーのみなさんすごく上手だった!
特にタップでセンターだった加賀谷さんと、三井さん。
プログラムでお名前を知りました。
ニコガウチに出演してくださった回も見てたんですけどね…ちょっと酔っ払ってたからあんまり覚えてなくてですねごにょごにょ。
今日覚えました!!

キャストだけじゃなくて作品そのものの感想も色々ありますが、千秋楽も行く予定なので、その時に感想まとめたいなーと思います。
今度は体調万全で!

炎の蜃気楼 昭和編 瑠璃燕ブルース

シアター1010にて、炎の蜃気楼 昭和編 瑠璃燕ブルースを観劇してきました。
夜啼鳥ブルース公演時はまだあらまっきーファンではなかったので、ミラステ初観劇です。
ちなみにシアター1010は今日が初めてでした。
10月10日にシアター1010に来るってなんかいいですね!笑

この日のために、炎の蜃気楼全巻を読破!!!!
したかったけど無理でした…。
40巻プラス邂逅編や昭和編等、あまりにもたくさん出ているシリーズを1カ月弱で読み切れるはずもなく。
でも頑張って14巻「黄泉への風穴」までと、舞台化された昭和編の夜啼鳥ブルース、瑠璃燕ブルースの2冊は読みました。

舞台を観るための予習として原作を読み始めたのですが、原作がすごく面白い。
400年間怨霊退治をし続けている上杉夜叉衆の物語で、夜叉衆トップの上杉景虎とその臣下である直江信綱がメイン登場人物です。
直江の苦悩を見ているだけでごはん3杯いけるくらい面白いです。
小説の感想だけで膨大な量になるので、今回は舞台の感想のみにしたいと思います。
キャスト目当てで観に行ったけど原作は読んだことがないという方がいたら、是非原作も読んでみてほしい。
オタクならハマると思います。


舞台が始まりまず思ったのが、座長の富田くんのビジュアルが加瀬賢三そのままだな!ということです。
ちょっとくどい顔立ち(良い意味で)と目力の強さが、小説の挿絵からそのまま出てきたみたいでした。

お目当てのあらまっきーはやっぱり何回観てもイケメンでした。
いつもは「あらまっきーかわいい〜〜〜ぎゃ〜〜〜〜」という感じですが、ヤンデレ狂犬直江ということで、少し違う雰囲気。
(でもかわいい)

あらまっきーの顔立ちは、直江らしい顔立ちというか、とても綺麗なので、こんな医大生いたらやべぇな…と思いながら観てました。

ひとつだけ、観劇中ずっと気になってたのが、背の高さ。
いや、こればっかりはね、どうしようもないってことはわかってるんですよ。
でも直江というと、原作のイラストを描いている高嶋先生の「背の高い、甘いマスクの爽やかイケメン」ってイメージなので、それと比べるとあらまっきーではちょっと背が低い気がして…。
でも富田くんは170cm、あらまっきー176cmなので、景虎と2人のシーンではそこまで違和感なし。
ただ、長秀役の藤本諒さん、色部役の佐々木由紀雄さんの2人が背が高かったので、バランス的に…。
長秀と同じくらいとは言わないけど、あらまっきーの背があとほんの数cm高ければ…!と思ってしまいました。
176cmなので低い方ではないのですが、高い人に囲まれると少し気になってしまいました。

でもでも!あらまっきーは素敵でした。
特に素敵だったのが、調伏する時の所作です。
指先まで繊細でとても綺麗でした。
夜叉衆5人の中で1番綺麗だったと思います。
直江という人物も所作が綺麗そうですよね。
関係あるのかわかりませんが、あらまっきーは殺陣も得意なので、自分を美しく魅せることが得意なのかもしれないですね。

あと、直江が「景虎様!!」って呼ぶのが好きです。
景虎のピンチの時、縋るように名前を呼ぶ姿はまさに直江でした。
原作でも幾度となく呼ばれた名前を生で聴くと、その一言にどんな想いが込められているんだろうな、とか妄想してしまいます。

直江と景虎の濡れ場?シーンはドギマギしました。。
思わずオペラグラス使いましたね。
使っちゃうよね、あれは。
直江と景虎の距離が近くて。。
押し倒してシャツのボタンに手をかけるシーンでは、あらまっきーがあんなかわいい顔してドSな攻めを演じるなんて…と、親心?のようなよくわからん感情にもなりました。
それにしても、そんなことをされたにも関わらず(しかも首まで絞められた)「もう遅いから泊まっていけ」と直江に告げる景虎は…
直江への信頼なのか、それともどうせお前にはそれ以上のことなんて出来ないだろうという嘲りなのか。


長秀役の藤本諒さん、とてもかっこいい長秀でした。
「ちょっとノリが軽くて、でも頼りになる優しい兄ちゃん」という長秀像そのままだなと思いました。
話し方がイメージしてた長秀そのままだったし、この作品1番の良い男は長秀だよなぁ〜と思わされてしまう魅力がありました。
あと、藤本さん今日初めて拝見したのですが、背が高くて手足も長いので舞台映えする方ですね。

晴家役の佃井皆美さんも、マリーのイメージに合っていました。
気の強そうな目つきとか、美人な感じなのに笑うとかわいいところがマリーっぽかったです。
戦闘シーンもスピード感がありました。
この前観たKステで、女性キャストの殺陣に少しがっかりした記憶が新しかったので、男性陣の中に女性が混ざるとショボく見えるんじゃないか、という先入観があったのですが、調伏シーンも最後の信長との闘いも、動きが素早く安心して観ることができました。
それにしても佃井さん、ほっそいですね。。
華奢だし、ああいう体型になりたい…。

個人的にこの舞台で1番評価が高かったのは、ナッツ役の美隅くんです。
パンフレットに「みなさんに今一度知ってもらいたい。ナッツってかわいいんですよ」と美隅くん本人がコメントしていましたが、本当にかわいいナッツでした。
ナッツというキャラクターが、原作より魅力的に見えました。
加瀬に懐いてる姿とか、ドラムを楽しそうに叩いてるシーンはとても楽しそうでかわいかったし、強がっているけれど本当は繊細で弱みを他人に見せたくないだけ、というナッツの本質をうまく演じていました。
美隅くんってテニミュ1stに出てたから20代半ばくらいかと思ってたんですけど、まだ21歳なんですよね…。
若ぇ〜〜〜〜〜
実年齢より上に見えます。
老けてるとかそういうことじゃなく、落ち着いてるし舞台上で貫禄あるというか。

原作とイメージが違ったのは高坂ですね。
おかっぱ頭で古臭い服装という設定ですが、原作にはキャラクタービジュアルがなかったので「あ、こういう感じなのね!」と。
思っていたよりも若くて胡散臭かったです。笑
胡散臭い役所ですが、予想以上。

殺陣衆のみなさんも、すごく上手でした。
どのシーンも迫力がありました。
殺陣というと長剣を使うイメージがあったんですが、今回は短刀や着物など、珍しくて楽しめました。


舞台全体の感想としては、原作を知らない人が観たら理解が難しい部分もあるんじゃないかなーと少し思いました。
まぁ観てる方のほとんどが前作も観てるでしょうし、予習されてたり、原作ファンという方もいらっしゃると思うので、そんな方は少ないのかもしれませんが。
それに、公演前に用語集が書かれた紙が配られたりと配慮もあったので、全くわからないという方はいなかったと思います。

バランス良く作られた舞台だな、という印象があります。
楽しかったけど、もう1度観たい!!とまではならなかったな…。
ミュージカルだったらもう1度観たかったかも!笑
作品的に、ミュージカルになっても映えると思います。
どーかな!?


あと、景虎って400年生きてる割に何であんなに子どもっぽいんでしょうね。笑
それがまた魅力でもあるんでしょうけどね。